もうすこしくわしく
写像は数学の言葉です。2つの集まり(数学では「集合」といいます)XとYがあるとき、Xに入っているものの1つ1つに、Yのものをちょうど1つずつ決めて対応させる決まりを、XからYへの写像といいます。f: X → Y のように書きます。
たとえば
クラスの生徒の集まりから「1月〜12月」の集まりへ、「その人の誕生月」を対応させる決まりは写像です。どの生徒にも、誕生月がちょうど1つ決まるからです。
中学や高校で習う「関数」も、数の集まりから数の集まりへの写像の一種です。
まちがえやすいポイント
「1つずつ対応させる」というのは、Xの側から見て行き先が1つに決まるという意味です。同じ誕生月の生徒が何人いてもかまいません。行き先が重ならない写像は「単射」、Yのどれにも必ずだれかが対応する写像は「全射」と、別の名前で呼びます。
使い方
- この対応は、どの入力にも出力が1つに決まるので写像になっている。
- 関数は、数の集合から数の集合への写像と考えられる。