もうすこしくわしく
「趣がある」「興味深い」「すてきだ」という意味で、ものごとを明るく、知的に味わうときの感動を表す言葉です。平安時代の清少納言が書いた『枕草子』に、とてもたくさん出てくる言葉として知られています。
古典の例
『枕草子』の冒頭では、夏の夜にほたるが「ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし」(ほんの一、二匹がかすかに光りながら飛んでいくのも趣がある)と書かれています。
今の言葉とのちがい
今の「おかしい」は「変だ」「笑える」という意味が中心ですが、古語の「をかし」は「すてきだ」というほめ言葉です。読み方は「おかし」です。
似た言葉
しみじみとした感動を表す「あはれ」と並べて、「をかし」は明るい感動、「あはれ」はしみじみした感動、と対比されることがあります。